先日、中小企業家同友会で企画された秩父ツアーに参加してきました。
「絶対に参加したい!」と思った理由は、
イチローズモルトで有名な株式会社ベンチャーウイスキーの
秩父蒸留所の見学が含まれていたから。
世界でも評価され、希少価値もグングン高まっているジャパニーズウイスキー。
その中でも小さな規模ながら、丁寧に上質なウイスキーづくりで一際高い評価を得ているのが、イチローズモルト。
通常、一般の工場見学は受け入れておらず、
このチャンスを逃したら次はいつ訪れるかわからない!
・・・と思い、参加してきました。
日本酒の酒蔵や、ブルワリーは何度か行ってますが、
ウイスキーの蒸留所は初めてだったので、
ものすごく興奮してしまいました。
蒸留所の象徴でもあるスチルポット
無色透明の原酒が樽の中で熟成されて、色と香りが豊かになります。
短い時間でしたが試飲も充実。
ここでのウイスキー購入は叶いませんでしたが、
ロゴ入りのテイスティンググラスを購入しました。
後日、自宅でゆっくりイチローズモルトを
そして、お楽しみはそれだけではなく、
続いて近くにある兎田ワイナリーの見学も。
こちらのワイナリーは2015年から醸造を開始した、
比較的新しく、小さなワイナリー。
実は3年前にも見学に来たことがありました。
近くにある障害者施設から施設外就労で、
障害のある人達が働いているとのことで現場をさせてもらったのでした。
自社で栽培する葡萄を、地域の障害者の手で収穫して、
ワイナリーで醸造する・・・地域愛にあふれるワイン、
とても美味しかったです!
見学当日は11月末ということもあり、
畑に葡萄はありませんでしたが、
3年前の写真(夏に訪問)と比較することができました。
こちらが今回の畑の写真↓
で、これが3年前の夏の写真↓
また、暖かい季節にも伺いたいですね〜!
さらに、秩父蒸留所と兎田ワイナリーでは、
お互いに樽の交換をして、
ウイスキー樽の香りをつけたワイン、
ワイン樽の香りをつけたウイスキーを作っています。
さらに、地元のブルワリー秩父麦酒も樽を共有して、
樽で熟成したビールなども作られています。
こうして巡ってみると、改めて
「お酒は農産品」だということを思い知り、
できるまでの工程に多くの人の手が加わっていることを実感します。
さらに、そこの「手」の中に、地域の障害者も加わっている・・・
素敵なことですね!
私も大好きなお酒が、障害のある人達の豊かな暮らしに繋がるお手伝いの形を模索していこうと思います。